毎年恒例の福男選びとはー過去の福男の現在は?

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「今年の福男」毎年新年が明けてしばらくすると話題になりますよね。

今回は、「福男選びとは一体何なのか」、「過去の福男は本当にしあわせになれたのか?過去の福男の現在」について迫ってみたいと思います。

 

福男選びとは、毎年1月10日に兵庫県の西宮神社(七福神の一つに数えられるえび様の総本社)で行われる。イベントです。

朝6時に開門し、男たちが一斉に全長230メートルのコースを全力疾走し、本殿を目指します。先着1~3番までに入るとそれぞれ一番福、二番福、三番福の称号が与えられ、お米や酒などが贈呈されます。

足に自信のある方であれば、一度は参加してみたいと思うでしょう。実はこの福男選び、誰でも参加できるんです。※小学生以下と運営が不可とみなした場合は参加不可。服装は「神様に失礼がないようなもの」とされ、被り物やコスプレは禁止されています。(被り物やコスプレが神様に対して失礼であるという科学的根拠はありません)

事前申し込みなどは一切必要なく、門の前に並んでいれば参加自体は可能です。しかし本気で福男を目指すのであれば、事前のくじ引きで「福男が狙えるスタートポジション」を引き当てる必要があります。

門の前のスタート位置ですが、最前の12人ずつが9列に並んだ108人のAグループとその後方の150人のBグループ、その後方に、くじ引きでハズレを引いた人や一般参加者が続くといった形になります。※2004年に最前列全員で腕を組み、妨害行為をして一番福を不正に助ける行為があったため、翌年からくじ引きが導入されました。

ですので、福男になるためには是が非でも108人のAグループを引きたいところです。くじ引きの段階からもう戦いは始まっているんですね。ちなみに、くじが引けるのは先着1500人なので、くじ引きに当選する確率は17.2%。福男が狙える108人のAグループを引き当てる確率は7.2%とかなりの狭き門となります。

例年、福男は大体が足の速い若い男性になります。当たり前ですが(笑)

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学生、社会人、学校の体育の先生、元甲子園球児と様々ですが3人とも10代の学生だった年もあります。

では、過去の福男のその後。福男は本当に幸せになれるのかを見ていきましょう。

 

2012年の福男、景山浩規さん(22歳会社員営業職)はその年、新入社員にもかかわらず数千万円の注文を取るなどし、良い一年になったみたいですね。

2013年の福男、土井雄登さんは告白してフラれ、原付を盗まれたみたいです。(水曜日のダウンタウンで紹介)。

福男に計7回輝いた善斉健二さんはスノーボードで骨折。3年付き合った彼女にフラれる。1年に2回のインフルエンザと散々な目にあっています。

このように人通り調べましたが、特段インパクトがあるエピソードはないみたいですね。近年福男になった学生たちが幸せになるのを待ちましょう。

おまけなんですが、この福男に計17回輝いた人がいるってみなさんご存知ですか?

田中太一さんという方です。(1921~1935年の15年連続で1番福)

たぶんこの人、一人で走ってますよね・・・

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http://fukuotoko.blog53.fc2.com/blog-entry-1515.html

↑過去の福男一覧(リンク)

 

先ほど、福男選び2018が行われ、2月に大学受験を控える高校三年生の18歳(佐藤玄主)さんが見事1番福に輝きました。

2番福もプロ野球選手を目指す高校三年生。

3番福は、昨年2番福だった25歳の消防士でした。

 

いかがでしたでしょうか?福男になったからと言って、必ず幸せになるわけではないということが良くわかりましたね。

最後に、福男に関する動画を置いておきますね。

↑2017年の福男選びの様子です。福男のインタビューもあります。

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